風力発電の江差ウインドパワー(江差町泊町1144、森藤次雄社長)は、風力発電所の建て替えを計画している。現状と同じ総出力2万1000㌔㍗を想定し、3400㌔㍗の発電機を7基設置する。今後、詳細設計を進め、土木・基礎、風力発電機器据え付け、電気工事などの各施工業者を選定する予定だ。2020年3月の着工を見込んでいる。
シンエネルギー開発(群馬県沼田市岩本町550の1、高橋伸也社長)と奥村組は、石狩湾新港で計画する定格出力約5万㌔㍗の木質バイオマス発電所に、2019年11月に着工する方針だ。22年10月の運転開始を目指す。発電した電力は、全量を北海道電力に売電する。
バイオマス産業都市の認定を受けた稚内市は、バイオマス産業都市構想の概要を明らかにした。都市構想によると、計画に盛り込んだ増幌、勇知両地区のバイオガスプラント整備は稚内農業協同組合らが事業主体となり、早ければ増幌地区は2019年度、勇知地区は22年度にも実施設計に着手する見通し。建設費には増幌地区が8億2095万円、勇知地区は10億1040万円を試算している。
資源エネルギー庁によると、17日現在の道内ガソリン価格は145・5円で、前週比1・9円下落した。値下がりは8週連続。軽油は128・9円で1・6円ダウン。こちらも8週連続で値下がりした。
中標津町バイオマス活用推進計画に盛り込まれた各プロジェクトのうち廃菌床ペレット化事業では、来春の本格稼働を目指し、今春から実施した試運転の結果を踏まえて製造能力や利益、灯油使用量などを精査している。