道内ガソリン価格の軟化が止まらない。資源エネルギー庁のまとめによると、4日現在の道内レギュラーガソリン平均価格は1㍑当たり141・6円で、前週から0・2円値下がりした。直近のピークだった2018年10月時点に比べて20円近い下落。帯広で勃発している価格競争などが道内全体の平均価格を押し下げている。軽油は125・2円で横ばい。シーズン後半戦に入った灯油は、92円ほどで底堅く推移している。
寿都町は、樽岸町浜中地区に計画する仮称・寿都町風力発電事業に関し、2020年5月から実施設計に取り掛かり、21年12月に着工、22年12月に運転開始する予定だ。風力発電機を2基設置し、最大出力は3980㌔㍗(1基当たり1990㌔㍗)となる。
大成建設、室蘭市を含む7者が実施する、建物や街区への水素利用普及を目指した低圧水素配送システム実証事業の開所式が1月30日、室蘭プリンスホテルで開かれた。関係者約70人が水素利用が普及する社会の構築を見据え、テープカットとともに事業拠点の完成を祝った。
気体の水素を常温常圧の液体に換え、ガソリンや灯油と同様、安全に輸送・貯蔵できる技術を持つフレイン・エナジー(本社・札幌)。小池田章社長は、その技術が都市と地方を結ぶ橋渡し役を担い、結果として地方創生の切り札となる〝地産都消〟が実現すると説く。