稚内、浜頓別、幌延の3市町が、2018年度のバイオマス産業都市として農林水産省から選定された。宗谷管内では初めての認定となる。各自治体では家畜ふん尿などを活用したバイオガスプラント建設を構想しており、今後計画実現に向けた協議などを本格化させ、地域経済活性化や雇用創出につなげる考えだ。3市町の経済波及効果は合計で約18億円を見込んでいる。
グリーンパワーインベストメント(東京都港区赤坂1丁目11の44、堀俊夫社長)は、石狩湾新港に新設する洋上風力発電所について、2020年の着工を予定している。発電規模約10万㌔㍗で、総事業費は約700億円。22年の運転開始を目指している。
北海道ガスの2018年度第2四半期決算は、売上高が連結、単体とも2期連続の増収で、前年度同期の過去最高額を更新した。要因の半分は電力販売で、顧客件数は12万5309件と年間計画の90%近くに達した。一方のガス販売は冷夏によって空調向け需要が落ちたほか、業務用を中心に北海道胆振東部地震に伴う大規模停電の影響も出たという。