旭川市は10日、北彩都あさひかわ地区最後の2区画売却を一般競争公告した。対象は総合庁舎建て替え候補地の一つだった宮下通11丁目2と同12丁目1。参加申し込みは2020年3月2日から同10日まで。3月26日午前10時から市第3庁舎保健所棟で入札する。
道建設部建築局は、北の森づくり専門学院校舎新築の主体と設備を10月中旬に同日公告する。主体は工区を2分割し、1工区は簡易型総合評価・施工計画審査Ⅰ型、2工区は同Ⅱ型を採用する見込み。設備は暖房が同Ⅱ型、電気と衛生がそれぞれ施工実績審査型を予定している。いずれも参加申請を10月下旬まで受け付け、11月下旬に開札する。工期は2021年1月中旬まで。
旭川市は、旧東海大旭川キャンパス跡地利用に関するサウンディング型市場調査で、3者から事業提案があったことを明らかにした。民間事業者のニーズがあることを把握できたことから、市は民間事業者への売却や貸し付けを念頭に置き、跡地利用の基本方針策定に入る。
旭川市は、2022年9月の竣工を目指していた総合庁舎建て替えについて、完成時期を23年8月末へと11カ月延長することを決めた。工事費がかさむ冬期間を休工にすることで経費増大が抑制されるほか、働き方改革による余裕ある工期設定などを考慮したため。これに伴い供用開始は23年1月から同11月上旬にずれ込む見通しだ。
南富良野町は、道の駅再編整備計画を進めている。2019年度は基本設計を進める計画で、20年度に実施設計、21年度から着工し、22年度の完成を目指す。基本設計の事業費を9月にも補正計上する。総工費には10億円を試算しているほか、運営主体は南富良野町振興公社となる予定だ。