総合建設業グループの武ダホールディングス(HD、本社・札幌)が、道内建設業のM&A(合併・買収)を通した規模拡大を進めている。2014年秋に設立してから5年弱で5社を買収し、19年7月期の連結売上高は初年度比4倍の60億円を計上。今期は65億円に拡大する見通しだ。30年度までに売上高300億円の目標を掲げている。
北海道警備業協会は、人命救助に尽力し警備業の社会的信頼を高めたとして、クリーンメンテック(本社・釧路市)の三津谷修平警備営業管理部課長に表彰状を贈呈した。同協会釧路支部長を務める深井政男社長が6日、表彰状を手渡し、日頃からの鍛錬をたたえた。
6月に開かれたルスツリゾート大浴場新築の竣工式。設計・監理を務めた上村建築設計の上村福里(うえむら・ふくのり)社長は安堵(あんど)の表情を浮かべていた。同社の前身は2017年10月に破産した協立建築設計(東京)の札幌支店。大浴場の設計は札幌支店時代に請け負ったが、破産という一大事を乗り越えて立ち上げた新会社が竣工まで一貫して業務を遂行することができた。どん底を経験した上村社長が奇跡の再生への一部始終を振り返る。