北海道初のゼロ・エネルギー・ビルディング(ZEB)100%を実現する、アリガプランニング(本社・札幌)の新社屋が完成した。グループ会社の有我工業所(同・上富良野)と培ってきた地中熱による冷暖房・融雪技術でエネルギーを大幅削減。太陽光発電と、随所に取り入れた高効率設備システムの導入で、全国でも事例の少ない1次エネルギーの100%自給自足を達成した。20日に現地で関係者向けの内覧会を開く。
電子機器や産業用機械の設計などを手掛けるサンテクノ(本社・名古屋)の「函館R&Dセンター」開所式が2月28日、函館市産業支援センターで開かれた。函館発の自社製品開発に乗り出し、5、6年後をめどに30人規模の工場・事務所新設を目指す。
ウェザーニューズは、最新の物理気象学に基づきビッグデータ解析を高速化した、日本初の太陽光発電量予測・日射量予測技術活用サービス「新太陽光発電量予測」の販売を始めた。エネルギー関連企業やIoT市場に向け、雲粒子による太陽光の散乱・吸収を加味したリアルタイムな情報を提供する。
コールセンターなどを展開するKDDIエボルバ(本社・東京)が、札幌市白石区にある日本通運の札幌東支店跡地約7600m²で、新ビルの建設を検討していることが10日、分かった。施設概要は未定だが、新たなコンタクトセンターとして事業拡張とオペレーターの確保を図る考えだ。計画が固まれば、春ごろの着工を予定する。