石狩湾新港地域を拠点に、タイヤの販売と交換作業を手掛ける。仕事はホイールローダーやモーターグレーダーといった建設機械をはじめ、トラックやバス、農業用トラクターなど法人向けが大半。建機メーカーや砕石会社、土木会社、リサイクルプラントなど多くの顧客を抱える。
上田商会(本社・登別)は、武井工業所(同・茨城県石岡市)とトヨタ工機(同・東京)との共同出資で、2月に海外事業投資のための子会社・日本アクシスインベストメント(JAI)を設立した。子会社を通じてインドに設立予定のコンクリート製品の製造・販売会社に出資する見通しで、2020年からインフラ工事向けプレキャストコンクリート製品の現地生産を開始する。上田商会が海外に進出するのは初めて。
土木資材製造・販売の東宏(本社・札幌)は、トンネル工事向けの新技術開発に強みを持ち、それまでの資材商社から技術メーカーに経営方針を変えたことで、近年業績を伸ばしている。2018年9月に軽仮設リース大手の日建リース工業(同・東京)の出資を受け、本州市場での提案営業を強化。小林雅彦社長は「今後は日建グループの一員として、日本のトンネル技術に一層貢献したい」と話している。