札幌市は15日、市営住宅伏古団地A4号棟とA8号棟の新築をそれぞれ一般競争公告する。4月第1週の入・開札を見込む。ともに予定概算額(税込み)の金額区分を5億円以上とし、規模や構造を踏まえると7億円以上10億円未満とみられる。
倶知安町は、2023―32年度を期間とする次期公営住宅等長寿命化計画を策定した。総事業費に17億6446万円を試算。南6条団地の現地建て替えに既存棟除却を含め15億7186万円を見込む。24年度から隔年で1棟12戸を建設し、現在の15棟74戸を5棟60戸に集約する。南9条団地とむつみ団地は、将来的に一体型で建て替える方針だ。
北見市は北見自治区の公住若葉団地建て替えについて、2025年度以降に1号棟建設に着工する考えだ。全30棟664戸で構成する大規模団地だが、老朽化が進み、入居者減少による空き戸数が増えたため、コンパクト化を見据え検討を進めている。また、住棟の集約により余剰地の創出が見込まれることから、3月にサウンディング型市場調査を実施し、活用方策を探る。
幕別町は、公営住宅長寿命化計画見直し案をまとめた。忠類白銀町団地の14棟46戸で建て替えを検討。2029年度からW造、6戸の建設と除却を進める。改善は26年度から結露が著しい泉町団地4棟126戸で優先的に取り組む。23―32年度の事業費に11億5700万円を見込む。計画は年度内に策定する。
浜中町は2023年度、公住茶内団地現地建て替えの3棟目に取り組む。規模はW造、2階、延べ722m²。社会資本整備総合交付金の対象となる事業費は2億1360万円を試算する。24年度に計画していた4棟目の新築は見送る方針だ。