札幌市保健福祉局は、2019年度整備分の認知症対応型共同生活介護(グループホーム)と、特定施設入居者生活介護の申請状況を発表した。グループホームでは、新設8件、増床4件、特定施設入居者生活介護は新設のみで3件の応募があった。今後、審査を経て、12月下旬に整備予定事業者を決定する見込みだ。
道建設部建築局は10日、WTO対象の札幌医科大教育研究施設Ⅱ主体と大学管理施設改築主体の開札結果を明らかにした。教育研究施設Ⅱの1工区は伊藤組土建・丸竹竹田組・菱中建設特定共同体が15億9000万円、2工区は岩倉建設・荒井建設特定共同体が13億1000万円で落札。また大学管理施設の1工区は岩田地崎建設・萩原建設工業特定共同体が16億6500万円、2工区は丸彦渡辺建設・田中組特定共同体が10億8600万円で落札した。
国立病院機構北海道医療センター(札幌市西区山の手5条7丁目1の1)は、北海道医療センター病棟等新築を主体、設備一括して早ければ12月上旬に一般競争公告し、2019年1月下旬にも入札する考えだ。工期は33カ月を見込んでいる。
釧路市は、2008年度いっぱいで閉校した市立釧路星園高跡地を、建物付きで売却する方針を固めた。相手は社会福祉法人釧路愛育協会で、早ければ本年度中に契約を結ぶ。同法人は、ここに養護老人ホームと特別養護老人ホームを整備する方針。詳細は未定だが、敷地内に残っている校舎などの解体が必要な場合は市の補助を受けて19年度にも解体し、新施設建設に備える。