道建設部は、トンネルやシェッド・シェルターなど道路施設5種類の長寿命化修繕計画をまとめた。道が管理する施設は5種類合わせて589カ所。このうち、点検により修繕が必要と診断されたのは71.1%に当たる419カ所で、おおむね5年を目安に補修が必要となる早期措置段階は21.9%の129カ所となった。施設別の早期措置対象は、トンネルが42%に当たる50カ所、シェッド・シェルターが31.1%の65カ所など。概算修繕費用は、トンネルが耐用年数の75年間で約224億円、シェッド・シェルターは60年間で約245億円を試算している。
道は、21日に開会予定の第1回定例道議会に提出する補正予算案のうち、建管が発注する補助ゼロ道債として約50億円の債務負担行為限度額を設定する見通しだ。また、漁港事業に措置予定のゼロ国債は、2016年度並みの12億円程度の設定が見込まれる。
旭川建管は、ヌッカクシ富良野川火山砂防で進めている堰堤改良を2018年度に本格化させる方針だ。総事業費3億3500万円で砂防堰堤1基をかさ上げするもの。17年度までに副堤と側壁護岸の一部に着工し、18年度から本堤部分に取り掛かる予定。19年度の完了を目指しており、残事業費には約1億4000万円をみている。
恵庭市は新たな工業団地について、早ければ2019年度の事業着手を目指す。区画整理事業として、適正規模、短期間での造成を基本とする方針。現在は都市計画上の手続きを進めている。4日に開かれた第4回定例市議会の一般質問で、野沢宏紀氏(公明党)に浅香正人企画振興部長が答えた。