室蘭市は、市住東町たいわ団地現地建て替えの3号棟を、2号棟までと同様に主体、電気、機械などに分割し、早ければ2018年9月に入札する。第3回定例市議会での承認を経て着工する意向だ。規模はRC造、9階一部5階、延べ1万700m²、120戸を想定。工事費に30億円、工期に3カ年を見込んでいる。
紋別市は、移転建て替えを計画している幼児療育センターについて、2018年6月中旬に、建築主体、電気設備、機械設備の3分割で指名競争入札を実施する予定だ。入札後の同月中に着工する見通しで、19年3月までの完成を目指している。規模はW造、平屋、延べ640m²程度。総事業費は積算中だが、建物の規模から3億円ほどと想定される。同センター建て替えは、旧広域紋別病院跡地利用構想の初弾工事となる。
更別村で進めるリラクタウン構想の策定から約10年がたつ。「誰もが安心して住み続けられるむらづくり」を基本理念に村と社会福祉法人博愛会(細川吉博理事長)が連携し、市街地南東の国道236号沿いに広がる5万9733m²で、福祉施設の建設や宅地造成を展開するものだった。当初計画では2009年の供用開始を目指していたが、17年時点で進捗(しんちょく)率は3分の2程度にとどまっている。
道総務部は、2017年度上半期(4―9月)の公共事業執行状況をまとめた。9月末時点の予算額は補助と単独合わせて3721億400万円で、このうち2780億6000万円を消化。執行率は74.7%となった。前年度同期と比べ、執行額は17.5%増加しているが、執行率は2.4ポイント低下した。