住計画FURUTA(本社・帯広、古田剛好社長)は9月27日、帯広市内で道産木材のハイブリッドトラス構法を採用して施工したプレカット工場の見学会を実施した。市町村職員や設計、建設会社から30人が参加。帯広最大級となる木造建築を見て回り、構法に関心を寄せた。
道の阿部啓二副知事は、21日の第3回定例道議会代表質問で、北海道胆振東部地震によって道内の広範囲で生じた断水の予防策として、直結給水の給水システムを普及させる考えを示した。宮川潤氏(日本共産党)への答弁。
旭ダンケ(本社・旭川)のグループ会社である三晄プレコンシステム千歳工場は、プレハブ建築協会が制定するPC部材品質認定で、道内初となるH認定を取得した。本州を中心に超高層化が進むビルやマンションなどに必要とされる、高強度プレキャストコンクリートを製造できる工場として、お墨付きをもらったこととなる。最大100ニュートン(以下N、1平方㍉当たり)の強度まで対応。現場の人手不足が叫ばれる中、打開策の一つとなるコンクリートのプレキャスト(工場製作)化を一層浸透させたい考えだ。
道建設部建築局は、再編整備を進めている札幌医科大施設のうち、教育研究施設Ⅱと大学管理棟改築の主体をそれぞれ2分割し、27日付の予定で公告する。いずれもWTO対象工事で、標準型総合評価を採用。8月下旬まで参加申請書を受け付け、10月9日に開札する予定で、12月下旬の着工、2021年3月の完成を見込んでいる。全工種を合わせた工事費は88億7000万円を試算する。