胆振・日高管内土木3官庁の2023年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期より14者少ない157者が3.3%減の397億4174万円を獲得。北紘建設が9件、17億8121万円を確保し、第1四半期(4―6月)からの首位を堅持した。
胆振・日高管内の建設現場で、ICT施工の新たな技術の導入が相次いでいる。人材確保の先行き不透明感が増す中、生産性の向上につながる最新機器の採用がバックホーなどで広がりを見せる。一方、クレーン車はより繊細な操作が必要で自動化が難しいとの指摘もあり、重機の種類によってハードルの高さは大きく異なる。
浦河町は公住西幌別第2団地の建て替えを計画している。早ければ2024年度に基本設計や測量に取り組む方針。規模やスケジュールは今後固める。28年度の事業完了を目指している。
日高振興局農村振興課は、営農飲雑用水施設整備上豊畑地区(新ひだか町)の2025年度着工を計画している。水道管約7kmの改修などに取り組む方針で、5カ年以内に施工を終えたい考え。総事業費は7億円を想定する。
日高振興局農村振興課は、中山間地域農業農村整備平取貫気別地区の初弾工を2024年春にも発注する計画だ。農業用用排水路884mやほ場6.7haを整備する方針で、単年度の完成を目指す。事業全体の完了は27年度を見込む。