2021年01月03日 10時00分

かつて鉄道輸送を支えた土木施設の数々は現在、山中にひっそりと眠っている。本道の歴史を物語る産業遺産、旧狩勝線鉄道遺構群を紹介する。
10月17日、新得町は旧狩勝線の鉄道遺構を巡るツアーを開いた。訪れたのは狩勝隧道(ずいどう)をはじめとする8施設。参加した町民らは山中に眠る土木施設の数々に驚きの声を上げた。
2021年01月01日 10時00分
旧狩勝線鉄道遺構群は、本道の歴史を物語る産業遺産だ。明治30年代、道庁が進めた官設鉄道十勝線建設で狩勝峠に人力による大築堤、石やれんがを用いた隧道(トンネル)が建造された。土木技術者の田辺朔郎が携わったことでも知られる。鉄道は1907(明治40)年に開通。旭川を起点に本道が東西で結ばれ、新得は交通の要衝として発展し、線路は66年に現在の石勝線に切り替わるまで使われた。かつて鉄道輸送を支えた土木施設の数々は現在、山中にひっそりと眠っている。
2020年12月26日 10時00分

北王コンサルタント(本社・帯広)はこのほど、ユーチューブチャンネルを立ち上げた。コロナ禍で対面での営業活動が難しい中、自社の取り組みや技術力を外部に発信する狙い。初弾として上士幌町内にあるタウシュベツ川橋梁の3Dデータアニメーションを公開し、風化によって年々崩壊が進む橋の姿を詳細に描写している。
2020年12月23日 10時00分
道建設部建築局は21日、公募型プロポーザル方式で選考した北海道百年記念塔解体工事実施設計の受託者をドーコンに決定した。業務期間は、2021年2月中旬から9月までを予定している。
2020年11月14日 10時00分

貴重な炭鉱遺産を後世へ―。美唄市教育委員会は、日本遺産炭鉄港の構成文化財である旧美唄鉄道東明駅舎とSLの4110形式十輪連結タンク機関車2号の修繕を計画し、市にとって初のクラウドファンディング(CF)を開始した。ふるさと納税型のプロジェクトで、目標額は1180万円。募集期間は12月10日まで。