帯広開建は、河川工事を活用した農地の災害復旧支援について、2017年度上半期(4―9月)の河道掘削土の提供を完了した。6月9日から10月4日までに帯広市、芽室町、清水町の農地に27万6000m³を提供した。
道総務部は、9月18日に本道を通過した台風18号による被害状況をまとめた。5日現在で判明している施設等被害は道と市町村分を合わせて2203カ所で総額は63億7800万円。建設部が所管する公共土木施設は43億600万円、農政部所管の農地・農業施設は1億500万円となった。
大型の台風18号が上陸したことで、道内は大雨による河川の増水などで被害が相次ぎ、地元の建設会社などが復旧作業を進めている。札幌管区気象台によると、17日の降り始めから18日午後9時までの総降水量は登別市カルルスで316㍉、福島町千軒で209㍉などを記録。大樹町の1時間降水量は85㍉で1976年の統計開始以来最大だった。