2021年07月07日 14時00分
JR根室本線(滝川―新得間)の沿線7市町村でつくる「根室本線対策協議会」は、富良野―新得間の存廃について、JR北海道などと協議することを決めた。これまで通り存続を目指す姿勢だが、存続する場合は10億9000万円の地元負担が発生。費用の確保が不可能であれば、廃止・バス転換も視野に検討する。
2021年06月13日 10時00分
音威子府村の若手まちづくりグループnociw*(ノチウ)と幌延町に拠点を置く合同会社mem,otock(メモトック)は、JR宗谷本線に関連したグッズをオンラインで販売している。新型コロナウイルス感染症により観光列車「花たびそうや」が運行中止になり、対面販売ができなくなったため。沿線市町村のPRと宗谷本線の利用促進を図る。
2021年04月21日 15時00分
新得町はJR新得駅前再整備の基本計画をまとめた。複合商業施設は基本構想時の平屋から変更して2階建て、延べ1800平方㍍で新築。施設北側には3階建て宿泊温浴施設の新設を検討している。総事業費10億―20億円を想定。6月に駅前再整備の概略設計を指名競争入札する。
2021年04月16日 10時00分
JR北海道の島田修社長は14日に開いた記者会見で、当別町に来春新設する札沼線駅の名称を「ロイズタウン」にすると明らかにした。近く着工する。新駅はロイズコンフェクト(本社・札幌)のふと美工場から300m南に位置し、従業員で1日平均約500人、将来の工場拡張に伴う見学客らで同程度、計1000人前後の利用を見込む。
2021年04月08日 12時00分
開業5周年を迎えた北海道新幹線は、沿線地域に何をもたらしたのか。現地取材から報告する。
3月下旬、水曜の夕方。北斗市の沿岸部にある道南いさりび鉄道上磯駅に函館方面行きの車両が着くと、春休みを目前にしたジャージー姿の高校生たちがにぎやかに乗り込んできた。1両だけの車両は満席に近い。五稜郭駅で多くがはけるまで、車内は沿線住民の活気であふれた。