2020年08月14日 10時00分
システム開発のバーナードソフト(本社・札幌)は、映像監視ができない暗い場所や騒音が激しい工場で採用されている従来の音監視システムに、サーバーなしの単体で使える「エスカレイドコア」を追加した。本体に内蔵したAIが異常な音を検知し、警告音とシステム画面上で管理者に通知する仕組み。持ち運びしやすくなったことから監視の省人化や故障の早期発見を目指す。
2020年08月04日 10時00分
ノースディテール(本社・札幌)は、フリーアドレス用の社内座席管理システム「せきとりくん」を開発した。社員の居場所を画面上で共有してフリーアドレス導入時の社内コミュニケーションの円滑化に役立てている。今後は初期費用を抑えた座席管理システムとしてオフィスへの提案を見込む。
2020年07月01日 18時00分
現場からリアルタイムで配信された映像を活用して監督・検査を行う新技術「遠隔臨場」の本格導入に向け、国土交通省や道建設部が動き始めている。映像活用CIM研究会と産学官CIMGIS研究会は26日、建設業への遠隔臨場実装化を推進するため、2019年度の取り組み成果をオンライン上で発表する公開合同報告会を開催。堀口組(本社・留萌)は、手ぶれなどを軽減するジンバルカメラを使い、国道40号天塩町北産士改良現場での検査などを生中継し、留萌開建の合田彰文技術管理課長は20年度に3現場で遠隔臨場を試行すると紹介した。(関連記事10面に)
2020年05月22日 15時00分
札幌市経済観光局は、札幌圏設備投資促進補助制度の補助内容を拡充し、データセンターを重点施設に追加した。データセンターを札幌市内に新設した場合の補助限度額を10億円へ引き上げたほか、これまで補助対象外としていた札幌圏域についても新設のみ5億円を上限に補助する。制度拡充により札幌圏への進出を促進し、質の高い雇用創出と経済活性化につなげたい考えだ。
2020年05月10日 10時00分
一二三北路(本社・札幌)は、札幌市内の下水道災害復旧工事でCIMとGISを使った現場管理システムを構築した。グーグルアースプロと公開データの利用により導入費を抑えながら施工状況の「見える化」を実現。防災データと組み合わせることで、地震時の被災箇所を明確にする防災ツールとして役立つ。