道は26日、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)について「誘致する場合、苫小牧市を優先候補地とすることが妥当」という見解を示した。有識者懇談会での意見などを踏まえて判断したもの。「IRに関する基本的な考え方(たたき台)」として取りまとめ、道議会の食と観光対策特別委員会に説明した。IR誘致の是非についての判断時期は明言しなかった。道内では苫小牧市のほか、釧路市と留寿都村が誘致を表明しているが、アクセス性や経済効果の面からも苫小牧市が有利とされていた。
パチンコ・パチスロ機の開発と製造、販売を手掛ける平和(東京都台東区東上野1丁目16の1、嶺井勝也社長)は13日、北広島市内での統合型リゾート(IR)の開発を上野正三北広島市長に提案した。コンセプトは「世界初の四季を通じた自然・芸術・スポーツが融合した統合型リゾート」。初期投資額は最大2000億円規模と試算し、MICE施設や宿泊施設の整備を計画している。