帯広建管は、美生川砂防の2024年度着工を計画している。総事業費は約9億8000万円を試算。砂防堰堤の新設や流木捕捉工に取り組み、土砂災害から人家や公共施設を守る。24年度は美生川2号砂防堰堤の着工を想定。29年度の事業完了を目指す。
十勝管内19市町村の2023年度上半期(4―9月)建築物着工床面積がまとまった。全体で16万428m²となり、比較可能な2019年度同期から25.6%減少した。構造別ではW造が住宅着工数の低迷で37.1%減り、S造は倉庫などの着工が重なり25.5%上回った。
大樹町は、2024年度から始まる第6期総合計画の素案をまとめた。計画期間は33年度までの10年間。基本目標に、自然との共生や地域共創、デジタル化などを掲げた。避難施設の整備や道の駅の機能強化、グループホーム整備の検討などを盛り込んだ。24年3月末までの策定を目指す。
道東5市で電子入札導入に向けた動きが加速している。網走市が2025年度の運用開始に向けて準備を進めるほか、北見市や紋別市は電子入札システムの見積もりを取った。帯広市や釧路市も導入を前向きに検討。コロナ禍の経験や業務効率化を進めたい行政の思惑から、大きな転換期を迎えようとしている。ただ、導入に多額の費用を要することが課題だ。