この記事は北海道建設新聞2022年8月24日付2面に掲載されました。本文は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。

　室蘭市は、室蘭港祝津絵鞆地区緑地整備の2023年度着工を要望している。絵鞆臨海公園ウッドデッキの先にある仮護岸に2000m²の緑地を新設し、祝津埠頭と同公園を接続する計画。総事業費5億円を試算し、23年度は1億1400万円を求めている。22年度の実施設計で施設形状などを固める。

　すし屋のホテル、本別町中心部においしい滞在拠点が完成―。源すし(本社・本別)が建設したビジネスホテル「和さび」が7月30日にオープンした。すし屋運営のホテルは道内初だという。コンセプトは料理のおいしいビジネスホテル。池田圭吾社長は「食と宿泊は深いつながりがあり、相乗効果で町の滞在者を増やせたら」と話す。

　縄文時代へタイムトラベル―。函館市は管理する史跡垣ノ島遺跡で、スマートフォンやタブレット端末を使用し、拡張現実(ＡＲ)や仮想現実(ＶＲ)で遺跡の情報を体験できるデジタルコンテンツを27日に公開した。観光客増に期待している。

　中札内村にあるグランピングリゾート・フェーリエンドルフ内に温泉施設「十勝エアポートスパ　そら」が完成した。地方創生ベンチャーのそら(本社・帯広)は22日、現地で竣工式を開き、施工者ら約30人が出席。23日のオープンを前に施設内を見て回った。とかち帯広空港から車で15分の立地を生かし、道内外の観光客を招き入れる。