白老町は町立国民健康保険病院改築の基本設計概要をまとめた。RC造、4階、延べ6951m²の規模。地震や津波など今後想定される自然災害に備えて安全性を確保するほか、機能性や耐久性に配慮した施設とする。2023年3月までの予定で実施設計を進め、同4月に着工する計画だ。
札幌市下水道河川局は厚別西川の河川改修で、上流部分840mの実施設計を2023年度に進め、24年度にも着工する計画だ。護岸整備のほか、改修に伴う道路整備を予定する。また、23年度事業費として2億7000万円を要望し、中流部の護岸、縁石、舗装などに取り組む。
帯広開建は2023年度、国営かん排新更別地区の事業着手を目指している。上更別排水路の上流部1.3kmを改修し、新たに4条の排水路(計21.6km)を設ける。初年度の測量設計、土地改良法手続きを経て、24年度にも着工。34年度の完了を予定し、総事業費は150億円を試算する。
留萌開建は、苫前町の国道239号霧立防災で計画する仮称・苫前トンネル新設を27日にも総合評価方式で公告する。WTO政府調達協定対象で金額規模は50億円以上、2023年2月中旬の入札を見込む。トンネル延長1632m、掘削量は約11万m³を想定している。