砂川市は早ければ2021年度にも、市街地中心部のにぎわい創出を目的とした複合施設建設に着手する考えだ。19年度は開発予定区域として駅前の旧パチンコ店などを取得するほか、施設の基本構想を策定する。策定支援業務は、補正予算案に562万9000円を盛り込んでおり、17日開会予定の第2回定例市議会での議決を経て早急に発注に取り掛かる見込み。
道企業局は、これまで2度にわたり入札不調となった清水沢ダム改修に向けて、工事を3分割して発注する方針を固めた。当初は一括して3カ年工事としていたが、3件に分けて単年度工事に変更し、毎年度1件ずつ発注する。2019年度は堤体下にある土砂吐きゲートの閉塞(へいそく)などを実施することとし、来週にも一般競争公告する予定だ。
富良野市は、10日に開会した6月定例市議会に総額2億838万6000円を追加する補正予算案を提出した。新庁舎建て替え実施設計の関連で9242万3000円を盛り込み、9月にも発注する方針だ。農村環境改善センター改修には300万円を計上した。簡易水道事業では、島の下導水管移設に2000万円を充てた。
安平町は、北海道胆振東部地震で被災した早来中の再建について、新校舎の建設スケジュールを見直した。基本計画策定がずれ込んでいるため、当初は2021年度に予定していた開校を22年度に先送りする。これに伴い、着工時期も20年9月から21年7月にずらす。今夏に基本計画を策定。9月の基本設計着手を目指し、7月か8月にも指名などの手続きに入る見込みだ。