道経済部は、2017年外国人技能実習生の道内受け入れ状況をまとめた。受け入れ総数は前年比22.9%増の8502人で調査開始の06年以降で過去最高となった。建設関連工事業は711人で前年から倍増した。今後の受け入れについて、9割が「拡大」「現状維持」と回答しており、今後も増加が見込まれる。
経済産業省の生コン流通統計調査によると、2017年の道内生コン出荷量は319万8300m³で、前年より28%増えた。土木向けは110万9600m³で33%の大幅アップ。災害対策から河川や砂防向けの出荷が伸びたとみられる。建築向けは208万8700m³で25%増えた。この統計で、道内の生コン出荷が300万m³を超えたのは08年以来。
道内企業の6割が2018年度に設備投資を計画していることが、帝国データバンク札幌支店の調査で分かった。設備の老朽化に伴う更新や、人手不足による省力化に向けた投資が中心。平均予定額は約1億1988万円に上っている。
道内の廃棄物処理施設整備状況がまとまった。使用開始から20年を超える施設は4.7%の44施設で、このうち築40年を超えるのは5施設と、老朽化が課題となっている。環境省は、施設の計画的な維持管理・更新を進めつつ、地域振興や雇用創出など地域に多面的価値をもたらす施設の整備を推進する方針だ。
札幌市内で2018年4月に新規発売された分譲マンションは、13物件で前年同月比59.7%増の99戸だったことが住宅流通研究所の調査で分かった。4月市場では過去4年間で最も多い戸数。ただ、ほとんどが期分け販売のため、月初の売り出しは1物件のみとなっている。