石狩市は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策事業として創設した住宅リフォーム工事費補助金事業について、予算額の3000万円に達したため、22日に申請を締め切った。6月29日に受け付けを開始し、1カ月に満たない期間での終了に所管する建築住宅課も驚きを隠せない様子。地元業者が個別に展開した積極的な広告がリフォーム需要の掘り起こしにつながったとみられる。市内経済への波及効果は約2億1000万円に達する見込みだ。
国内最先端の省エネ型データセンターを目指して―。排雪を利用しコンピューターサーバーを冷却するホワイトデーターセンター(WDC)構想が今秋に美唄市内で事業化する。事業主体の共同通信デジタル(本社・東京)は、データセンター開設だけでなく、排熱利用の陸上水産養殖や植物工場設置、バイオマス発電やソーラー発電も構想。美唄モデルとして自治体と緊密な連携を構築しつつ、地場企業も含めた共同体で事業展開したい考えだ。
千歳恵庭圏都市計画区域の整備・開発および保全の方針案がまとまった。現在、千歳、恵庭両市では人口増加を維持しているが、目標となる2030年の圏域人口は16万3100人と減少を予想。環境の変化に対応するため、島松地区の住環境改善や専用住宅地の配置、工業・流通業務地の形成促進といった土地利用の方針を定め、都市生活の維持を図る。