石油製品の価格が堅調に推移している。2018年8月の道内ガソリン価格は、お盆期間中の帰省客などを狙った販売競争もあってジリ安で推移したが、9月は卸価格が上昇に転じたことから、再び上げ局面を迎えている。軽油も同様の展開。夜半から早朝にかけての冷え込みとともに商戦が見えてきた灯油は、18日現在で店頭販売は1㍑当たり95・7円、配達は97・3円が平均価格となっている。
太陽光発電や風力発電事業を展開するアールイーパートナーズ(大阪市淀川区西中島4の11の21、池田昭洋社長)は、えりも町内に500㍗の蓄電池設置を想定した、仮称えりも風力発電事業を計画している。総発電出力は最大20万1600㌔㍗で、延長100㌔超となる自営送電線の設置を含む総事業費は1000億―1200億円を試算。4、5年以内の稼働を目指している。
十勝総合局は19日、北海道胆振東部地震に関する管内被害状況の緊急実態調査(暫定版)を公表した。三井真局長ら同局の職員が産業団体や医療機関などへのヒアリングを実施してまとめたもの。多くの団体から停電復旧のタイミングが分からず、対応に苦労したという声が上がった。
北海道電力は19日、北海道胆振東部地震の影響で停止した苫東厚真火力発電所3基のうち、1号機が同日午前9時に復旧したと発表した。電力の上積みにより震災前のピーク需要を上回ったため、他の発電所でトラブルによる停止がなければ、道内の電力供給は安定化する。