この記事は北海道建設新聞2019年10月18日付2面に掲載されました。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい。
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津別町は、中心市街地に図書館と複合商業施設の新設を計画している。年末までに複合商業施設等整備基本計画を策定し、2020年1月に開発事業者を募集する考え。提案内容によっては、2施設を一つにまとめた一体的な整備も視野に入れる。整備は開発事業者が実施し、完成後、図書館部分を町が買い取る予定で、残る施設を買い取るかは検討中だ。20年度は施設概要を固め、21年度に設計に着手。21年度内の着工、22年秋ごろのオープンを目指す。
興部町は、バイオガスの新たな活用に向けた施設整備を計画している。家畜ふん尿から得られるバイオガスを原料に、メタノールと家畜飼料となるギ酸を製造するため、プラント整備や発酵槽増設などに取り組む。現在、道のエネルギー地産地消事業化モデル支援事業に申請中で、採択されれば12月ごろに設計を指名競争で入札し、2020年度の着工、21年度の完成を目指す。総事業費は約5億円と試算している。
紋別市の宮川良一市長は、老朽化が進む市役所庁舎について、建て替える方向で内部協議を進めており、事業着手は2021年度以降になるとの見解を示した。9―10日の第3回定例市議会一般質問での答弁。