2023年01月13日 08時00分

北海道開発局は、十勝川水系河川整備計画の変更で、音更川流域にある糠平ダム、元小屋ダム、幌加ダムの再生事業を検討している。帯広市など中流市街部の治水効果を高めるため、十勝川流域委員会に提示した。各ダムの直下に新たな堤体を構築するかさ上げにより、豪雨や大雨時の洪水調節機能の増強や貯水容量拡大を見据え、施設管理者らと具体的な協議を進める方針だ。
2022年12月26日 17時15分

幕別町で農地に恵みを注ぐ幕別ダムが着工から四半世紀を迎えた。地盤の弱さを乗り切る道内初の工法を取り入れたアースフィルダム。完成間際、大地震が襲う苦難を乗り越えた歴史がある。農業の生産性向上を目指して事業に携わった技術者の記憶から、建設当時を振り返る。
2022年11月21日 08時00分

電波の届かない狭所もドローンの目で確認―。北海道開発局は17日、新得町の十勝ダムでドローンを使った監査廊点検の実証実験に取り組んだ。GPS電波が届かず、急勾配の階段がある監査廊を自動飛行し、撮った映像をAI技術が解析する仕組み。道内初の試みで、実用化すれば作業員の負担を減らし、迅速かつ安全な点検が期待できる。
2022年10月05日 08時00分

帯広開建帯広河川事務所は9月30日、札内川ダムのリムトンネルでチーズと日本酒の貯蔵・熟成を始めた。北海道開発局が進める「かわたびほっかいどう」の一環で、4月のコーヒー豆熟成に続く第2弾。地元の飲食品を地元のダムで寝かせることで、新たな特産品の開発とダム施設の有効活用につなげる考えだ。
2022年08月31日 16時50分
旭川開建と下川町が整備を進めるサンルダム左岸管理用道路整備の2023年度以降残事業費は3億1300万円となっている。町担当分では22年度で道路を整備し、23年度に法面整備に着手予定。開建は22年度整備を含め約40%を終え、25年度の完了を目指す。