2022年01月20日 16時15分
札幌開建は、幾春別川総合開発の三笠ぽんべつダム水位低下設備ほか機械設備新設を3月中旬ごろにも公告する。WTO政府調達協定対象で、概算工事費は6億9000万円―15億円。技術提案評価S型・施工体制確認型総合評価を採用し、開札は2022年度第1四半期(4―6月)を予定する。5カ年国債を設定する見通しだ。
2021年11月27日 10時00分

室蘭開建沙流川ダム建設事業所は24日、平取ダムの試験たん水を開始した。洪水で予想される最高水位までため、安全性を確認する。関係自治体の平取、日高の両町長や篠宮章浩室蘭開建部長らがたん水のためのゲート閉塞(へいそく)ボタンを押した。たん水は年内に終える見通しで、順調にいけば2022年度の供用開始を見込む。
2021年11月05日 09時00分
道建設部は、ペーパン川で構想している治水ダム建設について、2022年度からの実施計画調査着手を目指している。治水安全度のさらなる向上を図るため、洪水調節施設を設ける。5カ年程度で調査を進め、最も有力な案としている治水ダムが妥当であるかを判断する。総事業費は270億円を見込み、うち調査事業費は15億円、治水ダムの本工事費は183億円を試算。妥当性が確認された場合はあらためて大規模公共事業事前評価を受け、建設段階に進む見通しだ。
2021年09月30日 15時00分

土木学会(谷口博昭会長)は28日、2021年度選奨土木遺産を発表した。全国の土木構造物25施設が選ばれ、道内からは上士幌町にある糠平ダムと札幌、北広島、恵庭、千歳を貫く弾丸道路(札幌・千歳間道路)が選定。道内での認定はこれで計48カ所となる。
2021年07月20日 10時00分

北海道開発局は16日、2021年度第2回事業審議委員会を開き、新桂沢ダムと三笠ぽんべつダムを建設する幾春別川総合開発事業の再評価をした。北海道胆振東部地震などに起因する自然現象や現場条件の変更、働き方改革に伴う増額が、2ダム合わせて約517億円に上ることなどを報告。委員らは事業費の減額、事業の透明性確保に尽力するよう求めつつ、事業継続は妥当と判断した。