上川管内土木3官庁(旭川開建、旭川建管、上川総合局調整課)の2022年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。受注総額は前年度同期比9.2%減の486億7726万4000円。首位は荒井建設が獲得した。
旭川開建は、トンネル個別施設計画に基づき、2023、24年度に6本のトンネル修繕を計画している。23年度は国道12号公園トンネル(上り)、24年度は国道39号銀河トンネルなど5本に着工。覆工コンクリートの剥落防止や漏水対策の長寿命化修繕を施す。
上川総合局産業振興部は、富良野市など5市町村にわたって分散して工事を進め、2023年度の完了を目指す草地整備ふらの地区の残事業費に6億6000万円を見込む。内容は草地整備改良219ha、草地造成改良1ha、施設用地造成の付帯工、飼料貯蔵施設2棟建築などとなる。