網走市は、下水道事業の呼人幹線管渠布設に着工する。呼人地区から大曲地区につながる汚水の圧送管5.4kmを2条化する計画で、毎年800m程度を布設して6―7年で完成したい考え。マンホールポンプ所も4カ所程度新設する。初弾を4月に指名通知し、5月に入札する見通しだ。
札幌市下水道河川局は7日、北海道開発局の都心アクセス道路整備で支障となる下水道管路を全面移設する場合、総事業費に約200億円をみていることを明らかにした。実施中の試掘調査と、2021、22年度で予定する基本設計の結果を踏まえ、早ければ23年度の着工を目指す。工事は4、5年かかる見込みだ。
恵庭市は、下水道事業経営戦略(2018―27年度)を見直した。18、19年度決算や経営方針の取り組み状況を反映し、21年度から27年度の投資額は60億3158万3000円と試算。下水道管や恵庭下水終末処理場の老朽化対策に最も多い22億9500万円、次いで管路施設分流化に20億8430万円を配分する。