JR北海道は本社ビル(札幌市中央区北11条西15丁目1の1)の隣接地[MAP↗]に業務ビルを新築する計画を断念した。経営再建中に大型投資をして新ビルを建てることに社外からの批判が強かったため。13日の記者会見で島田修社長が発表した。具体的な内容は明かせないとした上で「当社としては合理的な計画と考えていたが、予想を上回る批判があった」と述べた。
中央ネームプレート製作所(本社・札幌)は、航空機産業に本格参入する。航空機の内装品で国内最大手のジャムコ(同・東京)との取引にこぎ着け、アルミ薄板の板金加工や樹脂部品を製造。将来的には「ギャレー」と呼ばれる調理室や「ラバトリー」と呼ばれる化粧室に多く使われるハニカムサンドイッチパネル加工を手掛けたい考えで、工場の新設を計画している。2021年の創業60周年を前に事業領域を拡大し、さらなる飛躍を目指す。
日本でもSDGsの取り組みを進める企業が増えている。RCE北海道道央圏協議会が2018年に実施した道内企業へのアンケートによると、6割がSDGsを「全く知らない」「知らない」と回答するなど十分に認知されていないが、企業の将来像や方向性を知る手掛かりになるのは確かだ。