道路建設(本社・札幌)は、苫小牧市中心部で進めている電線地中化の施工現場付近に、工事の様子などを紹介するデジタルサイネージ(電子看板)を設置した。工事現場の〝見せる化〟を推進する取り組みで、歩行者に注目されている。現場代理人を務める井上高弘工事長は「スマホと同じ感覚で触って試して」と話す。
北海道いすゞ自動車(札幌市中央区宮の森2条1丁目2の55、千葉哲男社長)は、白石清掃事務所跡地で本社移転新築・自動車修理工場新築を計画している。構造デザイン設計で実施設計中。2019年春の着工に向け、今後、施工業者を選定する。
東京商工リサーチの調べで、2017年度の全国の未上場建設会社約14万社の売上高合計が前期比2.3%増の62兆5909億円となり、過去10年で最高を記録した。利益の合計額は12.7%増の1兆9588億円に上り、10年前の08年度と比べて9倍に増加している。ブロック別では北海道が最も伸びている。同社では、未上場企業でも利幅の低い工事が一巡するとともに、選別受注やコスト上昇を織り込んだ受注が広がり、収益性が改善したと分析している。
北海道労働局は、労働環境改善などに取り組む「ベストプラクティス企業」として2018年度は勇建設(本社・札幌)を選出した。建設業では初めてのノミネートで、有休取得率や従業員定着率の高さが評価された。11月2日に福士亘局長が同社を訪れ、坂昭弘社長と働き方・休み方改善について意見交換する。