道の2019・20年度競争入札参加資格の審査が大詰めを迎えている。格付け基準点は、建設部が所管する資格のうち格付け等級がある5資格は、一般土木が15―30点程度引き上げられるほか、他の資格も一部等級を除き5―30点程度引き上げになるもようだ。
道建設部住宅局は2019年度の道営住宅整備として、6団地で建て替えを計画している。旭川市の神楽岡ニュータウン団地、室蘭市の白鳥台団地、七飯町の大中山団地の3団地で新規着工する。苫小牧市の植苗団地と木古内町のであえーる駅前団地は2期目、岩見沢市の日の出台団地は3期目の工事に着手する。建設部建築局が発注する。
道営農業農村整備事業の2019年度調査計画地区は84地区で、総事業費は1166億円程度に上る見込みだ。18年度と比べて11地区、116億円程度それぞれ増加する見通し。19年度から新たに調査に入るのは58地区となる。
道経済部は、働き方改革ベストプラクティス事例集を作成した。道内で就業環境の改善に先進的に取り組む優良事例を紹介。建設業からは草野作工(本社・江別)、玉川組(同・恵庭)、手塚組(同・浦河)の3社の取り組み内容や成果について解説している。
道は、2019年度に適用する総合評価方式のガイドライン改正を決定した。主な変更点は、担い手の育成・確保に関する技術評価で、各地域での選択項目に「高年齢者継続雇用」と「女性の活躍支援」を追加した点。4月1日以降に公告する工事から適用する。