国土交通省北海道局は21日、同日に閣議決定された2018年度第2次補正予算案の北海道開発事業費を公表した。現年補正は国費で1196億7600万円を計上。防災・減災、国土強靱(きょうじん)化に向けた緊急対策やTPP対策が中心で、農業農村整備や治水などに重点配分した。ゼロ国債は事業費ベースで370億4600万円を措置する。18年度当初予算で設定されたゼロ国債と合算すると638億1600万円で前年度の859億円を下回った。
国土交通省は17日、2018年度手づくり郷土賞の大賞部門グランプリに、小樽雪あかりの路実行委員会が選ばれたと発表した。16年度のグランプリ創設以来、道内からは大賞部門、一般部門を通じて初の受賞となる。
鉄道・運輸機構が工事計画変更を申請していた北海道新幹線札幌駅ホームを現駅から200―300m東側に建設する、いわゆる「大東案」が国土交通省から認可を受けた。整備スケジュールについては同機構とJR北海道との間で調整を進めているところだが、2029年12月の完成に向けて今後動きが本格化していくことになりそうだ。