旭川市教育委員会は、2022年度予算案に占める小中学校整備事業費をまとめた。前年度当初比57・9%増の8億7291万7000円、補正予算の繰り越しを含む実執行額は81・1%増の39億2533万円に上る。豊岡小の校舎改築、東栄小グラウンド造成に着工するほか、神居東小は23年度のプール現地建て替えに向け現施設を解体する。
苫小牧市は2023年度、樽前小改築に着工する計画だ。校舎と屋内運動場が対象。23年度の着工、24年度2学期からの供用開始を目指す。22年度は実施設計に取り組む考えで、予算案に5146万7000円を計上した。
湧別町は、2021年度から整備を進めている湧別地区義務教育学校整備で、22年度事業費に13億6461万9000円を試算している。湧別中の大規模改造や継続の湧別中校舎増築、駐車場や駐輪場などの外構整備を進める考え。湧別中の大規模改造には5億9350万円を充て7月着工、23年2月の完成を目指す。
この記事は北海道建設新聞2022年2月24日付2面に掲載されました。本文は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。