この記事は北海道建設新聞2022年2月25日付4面に掲載されました。本文は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。
根室市は、新たな廃棄物処理施設の建設に向けて廃棄物処理施設建設基金を創設し、2022年度から事業費の積み立てを開始する方向だ。28日開会の定例市議会で基金の設置条例を審議する。制定されれば、22年度予算案に計上した1億円を皮切りに費用を積み立てる。
根室市は、新庁舎建設の本体について主体、機械、電気に分割して4月中旬ごろに一般競争公告する見込みだ。5月中旬にも入札し、7月ごろに着工を予定する。規模はRC一部PC造、地下1地上4階塔屋1階、延べ6974m²で、本体工事費は約42億円を試算。22―23年度の2カ年債務負担行為を設定し、24年3月までを工期とする。24年5月ごろの移転、供用開始を目指す。