2020年03月10日 12時00分
北海道企業が、ロシア中部、シベリア地方のノボシビルスク州に注目し始めた。理数系の研究・教育機関が集積する同州は、高度人材の輩出地、新ビジネスの発信地としてロシア国内でも評価が高い。本道との間で今、何が生まれようとしているのか。筆者が1月下旬に参加した北海道経済産業局の現地調査を踏まえ、最前線をレポートする。
2020年03月07日 10時00分
伊藤組土建(本社・札幌)で土木部の正社員として働くベトナム人のグエン・ヴァン・ハイさん(27)が2月、2019年度の2級土木施工管理技士の検定試験に合格した。外国籍の技術者が合格するのは全国でも数例しかなく珍しい。もともと実地試験の合格率が4割という難関の上に言葉の壁もあったが、熱心に試験勉強に取り組むとともに現場勤務の経験を生かし合格をもぎ取ることができた。ハイさんは今後の目標として「工事主任になれるよう頑張りたい」と話している。
2020年02月14日 09時00分
外国人労働者が増え続ける本道。総合人材ビジネス道内最大手のキャリアバンクが、外国人材の採用・就職支援に力を入れている。海外事業部長を務める水田充彦執行役員に同社の取り組みや外国人採用の在り方、また昨春始まった新しい在留資格制度「特定技能」に関する見解を聞いた。
2020年02月09日 10時00分
北海道労働局が3日発表した本道の外国人雇用届出状況によると、本道で事業主に雇用されている外国人は2019年10月末時点で2万4387人となり、前年同月末に比べて16%増えた。07年に届け出が義務化されてから最高を更新した。このうち建設業は53.4%増の2155人と高い伸びを示した。本道建設業界にとって外国人が欠かせない存在であることが浮き彫りになっている。
2019年12月28日 10時00分
4月1日施行の改正入管法により、新たに「特定技能」外国人の受け入れ制度が始まった。建設業は型枠、鉄筋、屋根ふき、左官、内装仕上げ、コンクリート圧送、建設機械施工、トンネル推進工、土工、電気通信、鉄筋継ぎ手の11職種で雇用することができる。