伊達市は2022年度、市役所本庁舎耐震化に向けて建て替え、改修の両面から検討に入る。22年度に耐震改修に向けた実施設計を予定していたが、多額の費用がかかることに加え、ブレースなどの設置が執務スペースに与える影響や、有珠山噴火など将来の災害にも備えた強度の確保が必要との判断から方針を転換した。3カ年程度かけて進める考えだ。
室蘭市は17日、2022年度予算案を発表した。総額は836億6400万円で前年度当初を2.4%下回った。一般会計は422億3500万円で4.6%減。市住白鳥台L団地個別改善の2棟目に着工し、入江運動公園テニスコート整備の実施設計に入る。公設地方卸売市場は東町3丁目の新施設が供用するため、青果棟・水産棟など現施設の解体を発注する。
苫小牧港管理組合議会は3日、2022年第1回定例会を開いた。複数の議員が東港区周文埠頭新規岸壁整備の見通しやLNGバンカリングトライアル事業の概要などについて質問。管理組合の担当者が新規岸壁整備は工期5―6年、総事業費70億円以上などの見通しを示した。
苫小牧市は9日、2022年度予算案を発表した。7月に市長選を控えた骨格編成だが、扶助費などが増加し、一般会計は前年度当初比1.2%増の798億3400万円、特別、企業会計を合わせた総額は0.8%増の1354億5277万円。一般会計に占める普通建設事業費は17.8%減の79億6628万2000円と、第2学校給食共同調理場などの完了で減少した。22年度は市営住宅日新団地新12号棟に着工するほか、樽前小改築やウトナイ小校舎増築に向けた実施設計などに取り組む。