函館市は、南かやべ保養センターとホテルひろめ荘について、2020年度の民営化を目指している。18年度予算に建物診断や不動産鑑定などの関連経費1000万円を計上。19年度に公募選定委員会を開いて売却先を決定する。行財政改革プランの一環で取り組む。柔軟な施設運営への転換も期待している。
知内町は、町産米粉を使ったパンの製造販売拠点と、新名物として全国展開する「牡蠣飯弁当」の生産拠点を整備する。国の地方創生関係交付金に採択され、事業費2億8400万円を補正した。既存施設の改修がメインで4月以降、実施設計に着手し、8、9月に工事発注する見通し。2019年4月の供用開始を予定している。
松前町は、2018年度から2カ年で史跡松前氏城跡福山城跡の二ノ丸復元土塀の災害復旧に取り組む。16年度の暴風で被災した箇所が対象で、新年度予算案に土壁の塗り直し費用など3796万1000円を計上。冬季は乾燥のため養生をし、19年度に本しっくいで仕上げる。