2018年11月04日 07時00分
ことし7月に発生した豪雨で、上部がV字に折れ曲がった遠軽町内の道道遠軽芭露線いわね大橋。車両通行が規制されてから間もなく4カ月となるが、公共土木施設災の12次査定で復旧額が決定し、道建設部による早期復旧に向けた準備が着々と進んでいる。これから始まる本復旧工事では、橋脚1基を新設する計画だが、上部については橋桁を再利用する予定だ。
2018年10月30日 18時00分
帯広市内にあるホテルヌプカを運営する十勝シティデザイン(帯広市西2条南10丁目20の3、坂口琴美社長)は、街を1つの宿に見立てて街ぐるみで宿泊客をもてなす「まちやど」の取り組みを始める。まちなかの遊休施設を客室にリノベーションして有効利用することで、宿泊客をまちなかに周遊させる流れを創出。地元住民の日常的な暮らしも体験してもらう。
2018年10月29日 16時00分
過疎地に眠る文化財を守るには―。道東3管内博物館施設等連絡協議会などは25日、浦幌町立博物館で過疎地での文化財保護の現状と課題に関するシンポジウムを開いた。学芸員や一般市民61人が参加。浦幌町立博物館の持田誠学芸員は、浦幌町に現存する明治時代に建てられた旧斉藤牧場事務所が文化財としての保護を受けておらず老朽化が進行していることから、早期保全に向けて問題提起した。
2018年10月28日 07時00分
「今のままで乗客が増えることはない。生活交通だけでは、10年持ちこたえても20、30年は難しいだろう」。WILLER村瀬茂高社長は、東釧路―網走間166・2㌔と、長大な路線延長を持つJR釧網本線の運行についてこう分析する。
2018年10月27日 07時00分
JR北海道が「単独では存続困難」と位置付けた釧網本線。沿線自治体は、都市間長距離バスや京都丹後鉄道の運行などを手掛ける交通事業者のWILLER(本社・大阪)に、利活用の可能性を探る調査業務を依頼した。これまで顧客の潜在的なニーズをくみ上げて事業を拡大してきた村瀬茂高社長は、釧路湿原と知床世界自然遺産を結ぶ「観光鉄道」としてのポテンシャルに注目している。同社の取り組み事例を通じて、地域の交通体系を考える。