胆振・日高管内の建設現場で、ICT施工の新たな技術の導入が相次いでいる。人材確保の先行き不透明感が増す中、生産性の向上につながる最新機器の採用がバックホーなどで広がりを見せる。一方、クレーン車はより繊細な操作が必要で自動化が難しいとの指摘もあり、重機の種類によってハードルの高さは大きく異なる。
道は北海道データセンターパークの実現に向け、これまで取り組んできたデータセンターに加え、関連事業者の誘致を本格化する。石狩市などで立地が進むデータセンターやそのネットワークを活用する企業を招き、デジタル関連産業の集積を図る考えだ。道経済部が28日付で関連企業の立地支援業務を公告。産学官の意見を基に誘致対象を固め、誘致実現を目指す。
5月10日は「地質の日」。1876(明治9)年に米国の物理学者ベンジャミン・スミス・ライマンらが作成した日本初の広域的な地質図(200万分の1)「日本蝦夷地質要略之図」の発刊日であることなどにちなむ。150年近く経過した現在、ライマン巡行の地である本道で人工知能(AI)を用いた地質調査の技術開発が進んでいる。