稚内建管は、稚内市で進めている道道抜海港線現道拡幅の2023年度事業として路盤、舗装各300mに計1億5000万円を要望している。通行安全確保を目的に対象の延長2.6km区間で幅員8.75mを11mに拡幅する。23年度以降の残事業費は6億3000万円を試算している。
稚内建管は、稚内市内にある大岬海岸高潮対策の2023年度要望として護岸310mと斜路5m整備に2億4000万円を要望している。海岸背後地の人家や公共・民間施設などの安全確保を目的に898mにわたり護岸を施す。事業期間は24年度までで、23年度以降の残事業費は3億7000万円を試算している。
北海道建設技術センターが受け付ける建設工事等の市町村入札参加資格共同審査で、上川・宗谷・留萌・空知管内の計65市町村中、3割に当たる19市町が2023・24年度の共同審査に参加する。今回は参加を見送ったものの、次回25・26年度の新規参加について「検討中」「検討する」「検討したい」が23市町村に上っており、今後さらに共同審査が広がりそうだ。
稚内建管は、猿払村の浜猿払漁港水産基盤整備の2023年度事業として東防波堤延伸10mと実施設計に2億6000万円を要望している。航路や港内の静穏度向上を図るための事業で、23年度以降の残事業費は4億2000万円を試算している。
稚内建管は、枝幸町の徳志別漁港で取り組む水産流通基盤整備オホーツク枝幸徳志別地区で、2023年度に外防波堤延長35mなど、事業費3億2000万円を要望している。港内の静穏度向上や越波被害防止を目的とし、計画期間は24年度まで。6月の発注を想定している。