宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村振興課)の2022年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。70者が208件を受注し、受注総額は前年度同期比5.5%減の153億7545万円を受注した。業者別では13件、18億5550万円を獲得した藤建設が第1四半期(4―6月)に続き首位に立った。
枝幸町とヤマト運輸は、ふるさと納税返礼品として人気のホタテを、トラックの空荷で配送する実験を始めた。町と物流課題について協議を進める同社の物流網を使い、ホタテを一括輸送する。実験は2023年3月まで実施し、片荷輸送や輸送コストの軽減など、道北地域で抱える物流課題の解消に向けた糸口としたい考えだ。
稚内開建が利尻町で進める沓形港本港地区国内物流ターミナル整備の2023年度以降残事業費は約12億7000万円を見込む。マイナス4.5m日出岸壁改良と西防波堤改良の継続、島防波堤整備に取り組む。事業期間は25年度までの見通しだ。
稚内開建は、宗谷港本港地区地域生活基盤整備(稚内市)の2023年度以降残事業費に4億740万円を見込み、マイナス2.5m西船だまりや南埠頭の物揚場などに取り組む。事業期間は26年度まで。