札幌建管は、入志別川広域河川改修の2020年度着工を計画している。浸水被害の防止を図るため、延長6㌔で河道拡幅を行うほか、橋梁架け換えも実施する計画で、総事業費には55億円を試算。本年度は4200万円を充てて調査設計を進めており、19年度も引き続き設計に取り組む予定だ。
上川町は、中心部にほど近い町内新光町に移住定住促進用の分譲宅地約50区画の造成を計画している。移住希望者などに販売し、戸建て住宅を建設してもらう考えで、宅地内の道路や上下水道も町で整備する見通し。来年度から試験的に約10区画を売り出し、売れ行きを見ながら残りの区画も販売していく。
富桑工業(本社・富良野、福井敏満社長)の関連会社KUWAHARA(同・中頓別、桑原守孝社長)は、富桑工業が保有する鉱山から採掘されるミネラル豊富な貝化石を活用した肥料・飼料の製造工場を中頓別町内に整備している。旧中頓別農高屋体などを改修して設けるもので、総事業費は4億8000万円。現在、主体・設備一括で北海道川崎建機が施工しており、6月末の完成、7月の稼働を目指している。