2020年02月17日 13時00分
村田塗料店(本社・札幌)は、滑雪性に優れた屋根用塗料「陸王」を提案している。1液タイプのシリコン系塗料で、雪の滑りに特化した製品。塗ると雪が積もりづらくなるため、雪下ろし作業をしないで済む。塗膜に重ね塗りできることから、施工性やメンテナンス性も優れる。作業者の高齢化や人手不足が深刻化する中、安全に主眼を置いた塗料として広く普及させたい考えだ。
2020年02月04日 08時00分
札幌市は記録的な少雪を受け、市道除雪を受託する除排雪事業者への緊急対応策を実施する。通常は出来高に応じて費用を精算しているが、今シーズンは出来高に関係なく契約総額の78%までを支払う。極端な少雪で出来高が低迷し、通常精算では固定費が支払いを上回り採算割れする可能性が高まっていた。
2020年01月31日 09時00分
雪と氷を保管し、冷気や触けてできた冷水を農作物の貯蔵や建物の冷房に使う「雪氷熱利用」。冬の天然資源を有効に使うことで環境に配慮できるほか、農作物の付加価値向上などに一役買う。雪氷エネルギーの普及活動に取り組むNPO法人雪氷環境プロジェクトの小嶋英生理事長に導入効果や東京五輪での利用法を聞いた。
2020年01月27日 09時00分
全国的な暖冬に伴い、道内では除雪関係の企業を中心に気候の先行きを心配する声が多く聞かれる。その一方で、寒さや雪が仕事の妨げになる建築関連の業者からは少雪を歓迎する声も。明暗が分かれた今冬を追った。
2020年01月21日 10時30分
全道的に少雪の今冬、帯広市内の降雪量が、平成最少となった昨年を下回るペースで推移している。市外を見ても農地には雪がなく、舞い上がった砂ぼこりが高速道路を一時通行止めにしたほどの少なさ。除排雪を担う地元維持業者の負担は大きく、「こんな冬が2、3年続くと厳しい」「仕事がなくなると人材不足に拍車を掛ける」と嘆息を漏らしている。