2023年02月23日 08時00分
レアックス(本社・札幌)は、ボーリング孔内部を自在に見られる仮想現実(VR)を開発した。自社の高画質ボアホールカメラで撮影した360度映像をヘッドマウントディスプレーに取り込み、孔内に入った感覚で鮮明な地層を確認できる。映像には位置情報が付与されているため地層の方角も分かり、より確かな地質調査が可能。今後はソフト開発段階へ移行し、今春にも商用展開する。
2023年02月01日 08時00分
札幌商工会議所、北海道ニュービジネス協議会など道内4経済団体が取り組む企業課題と学生提案のマッチングが初めて実現しようとしている。技能継承課題の打開策を募った札幌ボデー工業(本社・札幌)に、北海道情報大の学生チームがグーグル社のサービスで手軽にマニュアル動画サイトを作れる手法を提案。両者で構築したプラットフォームが近く完成する。
2023年01月23日 08時00分
北海道IT推進協会は19日、2021年度の道内IT産業の推計総売上高が前年度から4.4%増えて5086億円になったと発表した。5000億円を超すのは1982年度の調査開始以来初めて。社会のデジタル化に合わせて道内外から受注が増えたことが要因。22年度はさらに3%強増え、5260億円程度になると予測している。
2022年11月21日 16時40分
西胆振管内6市町の除雪へのGPS導入状況がまとまった。室蘭市と豊浦町が12月1日から運用開始する予定で、登別市が検討を進めている。伊達市、壮瞥町、洞爺湖町は現段階で導入を予定していない。室蘭市と豊浦町は受注業者へ端末を貸与し、豊浦町では積雪センサーで降雪量が基準に達すると端末に出動通知が自動送信される態勢を整える。
2022年11月11日 17時00分
旭川市とサイバーセキュリティー企業のラック(本社・東京)は、東光地区除雪センターなど市内2カ所に積雪センサーを設置する実証実験に取り組む。除雪出動基準となる積雪深の確認を自動化し、夜間の除排雪業務の負担軽減につなげる考え。河川や急傾斜地にもセンサーを置き、監視作業の効率化を検討している。