社会医療法人社団カレスサッポロ(札幌市中央区北1条東1丁目2の5、大城辰美理事長)は、札幌市東区の札幌総合卸センター跡地に計画する、時計台記念病院と北光記念病院を統合した仮称カレス医療センターについて、2021年10月に着工する方針だ。全室個室で300床以上の病院を構想し、12月20日にも理事会で設計者を選定。24年4月の開業を目指している。
穴吹興産(香川県高松市鍛冶屋町7の12、穴吹忠嗣社長)は、札幌市中央区南1条西7丁目20の2にある市電沿線の土地と建物を取得し、解体に着工した。解体後の土地の利活用については未定。東側隣接地でも別のビル解体が進行中だ。
道保健福祉部は、厚生労働省の2019年度地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金について、政令市と中核市を除く道内市町村別の内示状況をまとめた。音更町をはじめ23市町に配分する予定。認知症高齢者グループホームなど、合わせて49カ所が対象となっている。
札幌都心部でホテル進出の勢いが続いている。判明分だけで2019年上半期(1―6月)は計画・着工合わせて計9件に上る。土地売買が盛んだった薄野だけでなく、大通や札幌駅周辺での出店も目立ってきた。20年7月開催の東京五輪までにオープンを目指すホテル事業者は多く、今後も外国人観光客の増加や低金利を背景に、供給が進むとみられる。