旭川建管は22日付で、愛別ダムの小水力発電設備更新を制限付き一般競争で公告する。老朽化が進む水車や発電機、配電盤、制御盤の更新を施す。工事費には約4億5000万円を見込み、2022年9月30日までの工期で工事を進める予定だ。
「林業の基礎を学んできた人、自然の中で働くことに喜びを感じる人が将来入社してくるのを心待ちにしている」―2020年4月の開校を目指している道立北の森づくり専門学院(北森カレッジ)に対し、下川町森林組合の阿部勇夫組合長や林業事業者から歓迎の声が上がっている。人材育成や確保が課題にある中、卒業後の即戦力としての存在や、将来的に企業の中核を担う人材の輩出を目指す同校への期待の高さをうかがわせる。
道は11日、2020年度北海道開発予算等に関する要望内容を明らかにした。北海道開発事業費のうち、道や市町村などが実施する補助・交付金事業は、臨時・特別措置を含めて国費ベースで前年度当初比37%増の2096億円を求める。農林水産基盤整備は54%増の758億円で、うち農業基盤整備は79%増の510億円を要望する。また、社会資本総合整備は30%増の1053億円を積み上げた。中央要望は7月下旬に予定している。
鈴木直道知事は9日、首相官邸で菅義偉内閣官房長官と面会し、利用者増加が続く新千歳空港の機能強化に向けて、発着便数拡大や国際線利用者の受け入れ体制充実を要望した。
道建設部建築局は、札幌医科大附属病院の既存棟改修2期を主体、電気、管に分割して8月中旬に公告する。いずれも簡易型総合評価方式で発注し、主体は施工計画審査型Ⅰ型を採用する見込みだ。10月中旬に開札し、工期は12カ月を設定。全工種を合わせた工事費は9億4000万円を試算する。