北海道開発局とクリエイティブオフィスキュー(本社・札幌)は19日、本道の魅力発信に向けた包括連携協定を締結した。締結式は札幌市内の同社ビルで開催。橋本幸開発局長と伊藤亜由美社長が出席して協定書にサインを交わした。同社は、開発局が6月ごろに主催する「2050年の北海道の姿を考える懇談会」に参加予定。エンターテインメント事業者ならではの着想で、議論に厚みが出ると期待されている。
稚内開建は2022年度、枝幸町にある北見幌別川で国道238号幌別橋架け換えに着工する。新橋は内陸側に橋長281・4m、全幅員10・2mで新設。上部は4経間連続鋼細箱桁、下部は逆T式橋台2基、橋脚3基を備える。22年度は2億5500万円を投じてP2橋脚1基と切り替え道路改良、施工計画検討を実施。橋脚、切り替え道路ともに第2四半期(7―9月)の発注を予定している。
旭川開建は、上川管内北部を対象に2021年度から地域整備方向検討調査に着手した国営施設機能保全「てしおがわ地域」について、23年度にも整備構想をまとめる考えだ。22年度は、営農形態や農作物の収穫量の推移から水需要の変化を調査し、ダムや頭首工など水利施設再編の必要性を分析。地域の実情に合った水利施設の統廃合を検討する。
留萌開建は2022年度、小平町の国道232号小平防災に本格着工する。土砂災害を防ぐため路線をかさ上げする。起点の大椴側から法面掘削に入り、本年度は2万7460m³の土量を見込む。土捨場造成も並行して進める。工事は掘削と土捨場の2件で公告し、どちらも第2四半期(7―9月)に入札する予定だ。