道建設部建築局は、赤れんが庁舎改修を4月下旬に設計施工一括(デザインビルド)方式で公告する。WTO政府調達協定対象案件で、落札者選考は高度技術提案型総合評価方式を採用。10月の入札を想定し、本契約は12月下旬に結ぶ見込みだ。2020年春ごろから着工し、23年3月の完成を目指す。概算工事費は75億円を試算する。
津別町は、老朽化した役場庁舎と議会議事堂、林業研修会館を統合し、一体的に建て替える新庁舎の建設費を9月の定例町議会に追加補正予算として提案する考えだ。実施設計は随意契約で4月ごろにもアトリエブンクに発注する。2019年度の当初予算案に5451万円を計上してある。
深川市は、市役所庁舎建て替えに向けた検討に2019年度から着手する。19年度は検討会議を設置し、庁舎の在り方や、建て替えを含めた整備手法について協議。年度内に整備の方向性を決める考えだ。仮に建て替えが決まった場合は、20年度までに実施設計に取り掛かる見通しとなっている。
道は、複数年度にわたり支出する債務負担行為を2019年度予算案で赤れんが庁舎改修などに新規設定した。同庁舎は耐震化やバリアフリー化を含めた大規模改修を計画し、4カ年で限度額を75億4022万円に設定している。